二度と手に入らないモノ [ものたち]
うふふふ。
このコップを見るたび、嬉しくって笑みがこぼれちゃう。
どうってことない、そこらに売ってるコップでしょ、って?
とーーーんでもない!これはどんな値を付けられても売れませんよ(^^)
今回福井へ行くことが決まったときに、何故か頭に浮かんだの。
「ああ、そういえばおばあちゃんが使ってたあのコップはどうしたかな」
って。
ほんと、何故か急にね。
これは、暑い夏に祖母が麦茶を入れてくれたコップです。
祖母の家ではいつもやかんで麦茶を沸かし、冷蔵庫になんか入れずに
やかんがそのままちゃぶ台に置かれていたっけ。
どぼどぼと麦茶をついで、冷えてないんだけど、それがとっても美味しかった。
サイズはとっても小さいの。
柄だって、全然おしゃれじゃない。
でもね、母が実家に居た頃からずっと、このコップはあったんだって。
きっと安いものなんだと思うけど、何十年と、使われてきたコップ。
なんだか、呼ばれた気がしたんだよね。
いくつかあったものも、割れてしまってもうこの3つしか残ってないんだって。
福井のおばちゃんは、「コップなんかいっぱいあるけぇ、もっていきな」って。
そして今、私の手元に。
骨董は使ってこそ、と思っているけれど。
このコップだけは、どうも普段使いするまで時間がかかりそう。
だって、このコップはもうあと3つしかない。
祖母や母や私たちを、時代を見てきたこのコップはね。
おいしい朝 (福井) [たびのこと]
金曜夜から月曜まで、実家の母の故郷である福井県へ母と兄、そして私たち家族3人で
行ってきました。昨年亡くなった祖母の法事と、92歳になる祖父に姫を見てもらうために。
母の実家は福井県の今庄町というところ、まわりをぐるりと山に囲まれた、まるで昔話に
出てくるようなところです。駅まで歩いて1時間。スーパーどころかコンビニもないようなところで、
夜になれば真っ暗な中、山が迫ってくるような暗さと静けさ。
私の父と母は福井で生まれ育ち、東京に出てきて結婚しました。
父と母のそのまた両親も福井県で生まれ、そしてそのまた両親も福井。
だからなのか、私は生まれたのも育ったのも福井ではないけれど、ここへ来ると何故か
ホっとします。
着いた日は大雨。でも翌朝は快晴!
雨上がりの土の匂い! 緑の匂い! 見るもの全てがクリアで、美味しい空気は
肺にすーっと入ってくる。
これこれ。
この匂い。この感じなんだよなぁ。
雨上がりの朝を、旦那と姫と3人で散歩しました。
柿の木がたくさん。今年は柿が渋いのばかりなんだって。
どこの家でも柿をもがずにそのままで、木にはたくさんの柿の実がぶらさがっていました。
母は実家に戻るとまるで少女に戻ってしまい、知り合いの家の柿をもいできては
歩きながらかじったり、道ばたの花を摘んだりしていました。
そんな母を見るのも、なんだか嬉しかった(^^)
朝もやの中、祖父の家の周りをぶらぶら。
家々の周りを流れる水路には、澄んだきれいな水。
小さい頃、この水路で祖母が野菜を洗うのをよく見たっけな。
藁葺き屋根の家は建て替えられてほとんどなくなったし、切り開かれた山もいくつか
あるけれど、この水路の水の透明さは、昔とおんなじだった。
稲刈りもとっくに終わった田んぼ。野菜もそこらじゅうに。
秋の花も、なんだか素朴。
散歩から戻ってもまだ8時?
いつもの倍くらい、時間がゆっくりと流れていく。
なんだか、得した気分(^^)
おっ。
祖父の家の勝手口に、とれたての白菜!
お味噌汁かな? お漬物かな~
さー、
朝の空気はお腹いっぱいに吸ったけど、胃袋からは腹ペコを告げる合図。
新鮮な野菜のお漬物。具沢山のお味噌汁。そして何といっても、、新米~♪
「何もないけど、ご飯だけはたくさんあるでぇ、たんと食べな」
っておばちゃん。
肉や魚がなくってもご飯をもりもり食べて
ジュースの代わりにお水とお茶をたっぷり飲んで
おじいちゃん、おじさん、おばさん達とたくさん笑って
体もこころも浄化された3日間でした(^^)
ウチキパンとアランシアン(Let’s 元町中華街③) [ひびのこと]
元町のメイン通りを少し入ったところに、「ウチキパン」があります。
飾らない昔からの老舗のパン屋さん。上の写真はパンを入れてくれる袋
なんだけど、レトロで、なんか可愛いでしょ?
でね、ここのパンがとっても美味しい!
ライ麦パンのコーヒー色に惹かれてお店の中へ、、
出来立てのほわほわを、買って帰ることにしました。
そして翌日朝ごはん。
コゲパンならお得意のままんさん。
ライ麦パンなら、コゲも目立たない?
ライ麦の香りがぷ~ん♪
中はもちっとしていて、でも口当たりは軽いの。
いつもと同じように、たっぷりのバターに柚子ジャムをのせて食べてみたけど
何もつけずに、チーズなんかと食べてもきっと美味しい(^^)
ジャムといえば、元町では輸入食材店で、こんなジャムも買いました。
アランシアンのジャム。
ボンヌママンのジャムがたくさん並ぶその隣に、こちらも負けず色んな種類の
ジャムがたくさん!迷って迷って、この2つを買いました。
ミルクジャムと、オレンジジャム
ボンヌママンより、ちょいお高め。
でも、このミルクジャムって、美味しそうじゃないーー?
ウチキパンのライ麦パンにも合いそうだし!
それからパン以外にも、アイスクリームやクラッカーなんかも
きっと合う。意外とイチゴなんかのフルーツにも合うかも??
朝はご飯党の旦那サマには言えませんが。
このミルクジャム1000円もしたのよ(^^;)
しっかり味わって食べよ~っと。
こっそり、ひとり占めで(^^)
野菜粥と豚粥(Let’s 元町中華街②) [ひびのこと]
中華街ってほんとにお店がたくさんあって、「せっかく中華街で食べるのだから
美味しいお店がいい!」って思うとどのお店に入ろうかすごく迷ってしまいます。
みなさんには、行きつけのお店とかありますか?
私は中華街でもこのお店!
そう。お粥で有名な「謝甜記」です。
中華粥を初めて食べたのはここでした。最初はドンブリ一杯のお粥にびっくり。
でもダシの効いたスープに野菜やお肉、、美味しくってあっという間に平らげてしまった。
それ以来、中華街でお粥が食べたいときにはココに来ます。
でもね、いっつも混んでるのね。
いいお天気の日曜日、中華街は人でいっぱい。お店の前にも長い列。
こちらもお持ち帰り用を買って、家でゆっくり食べることにしました。
それがコチラ。
サンタさんみたいなおじさんが可愛い
野菜粥と豚粥を2パックずつお買い上げ。
お持ち帰り用を買うのは初めて。
お店で食べる味が再現出来るかな?楽しみ(^^)
そしてそして、その晩。
「ご飯できたよー」旦那サマの声(←お休みの日は、ご飯当番)
「うわぁ~。美味しそう!」
野菜粥
豚粥
お店で食べるのとおんなじー!
ふわふわ~、とろとろ~。ダシもしっかり。
野菜もたくさん入ってる~!
旦那サマはこれに、小龍包と麻婆豆腐をつけて、
中華な夕飯になってました(^^)
美味しいね、お粥。
肉まんも美味しかったね。
楽しかったねー、中華街。
今度は元町のあのお店に行きたいな。
ひめと山下公園も散歩しようよ。
小さい子供がいるとなかなか外食するのって難しい。
でも、逆にこんなふうにお家で楽しむことも増えるんだね。
また行こうね(^^)
黒豚まんとチャーシューまん(Let’s 元町中華街①) [ひびのこと]
日曜日、とってもいいお天気だったので、朝早くから旦那とひめと3人で
元町・中華街をお散歩しに行ってきました。
若かりし頃、私は伊勢佐木町で一人暮らしをしてました。
そりゃーもう毎晩飲んで帰ってたので、お部屋は寝に帰るようなもんだったけど、
休みの日には山下公園や中華街あたりまで、チャリでよく遊びに行きました。
だから、桜木町~石川町あたりにはたーくさんの思い出があるの。
でもね、結婚してからはなかなか行けなくて。
なので、久しぶりの元町・中華街に心はウキウキ♪
まずは、元町で輸入食材店やら子供服やらを見たり買ったりしながらぶらぶら。
元町って、昔はもっと人気のお店がたくさんあって、人もたくさん来てて、、
なんて話を聞いたことがあるけど、なんのなんの。
楽しいお店がまだまだいっぱいありました。美味しそうなフレンチのお店
なんかも、裏道にこっそりあったりして。
ひめが大きくなったら、またゆっくり買い物に来たいなー。
そして、その後中華街。
お昼でもうお腹はぺこぺこだったんだけど、何せ日曜日。どこのお店も
人、人、人、、、。姫も疲れてきたようだし、肉まん買って、ゆっくり家で
食べることにしました。うちには、せいろちゃんという強~い味方もいるしね♪
そしてお昼過ぎのうちのテーブル。
どーん
すごいでしょー!奥のがチャーシューまんで、手前のが黒豚まん。
黒豚まんは、せいろに1個しか入らないのよ!おっきいの~♪
こちらがチャーシューまん。チャーシューが甘いの♪
はふはふ
そしてこちらがジャンボな黒豚まん。
お肉がね、スライスのまま入ってました。他にもきくらげや、しいたけや、春雨、、。
むしゃむしゃ
やっぱりね~、せいろちゃんだとふかふか!
中のお肉も、ジューシー♪何といっても、フタを開けたときの湯気!
中華街の味、そのまま再現って感じで、美味しかった~♪
そろそろ、肉まんの季節だねー。
元町、中華街では他にも色々買っちゃった(^^)
ってことで、Let’s 元町中華街は、その②へ
つづ~く~
ちゅーりっぷパンツ [ぷくひめ]
久しぶりに、ちくちくしたくなりました。
以前、生地やさんで見つけて買っておいた、ピンクのしましま布。
ベビーピンクっていうのかな。ストレッチ素材で、姫の服づくりにもぴったり。
そろそろ毛糸で編み物もしたくなる時期だしー、その前にこの布使って
姫に何か作ろっかな。
何作ろっかなー。
何がいいかなー、、、。
、、で、パンツ完成♪(←ちっとも懲りてない)
この布ね、裾をかがるとこんなふうに
ひらひら
チューリップみたいでしょ?
布が余ったので、お揃いの帽子も作ってみました。
うさぎ♪
「うさぎちゃ~ん。こっち向いて」
こんな可愛い格好、いつまで文句言わずにしてくれるのかな。
ね、うさぎちゃん(^^)
アジサイのおちょこ [ものたち]
お酒大好き♪ で 日本酒大好き♪ な、ままんさんですが。
日本酒は熱燗よりも冷酒派です。
でも、以前鎌倉にひとりぶらぶら出掛けたときに、たまたま入った
陶器のお店でコレを見つけて、買わずにいられなかった。
水色のアジサイが手描きされてる夫婦のお猪口。
ちっちゃいお猪口に、大きく描かれた葉と花びら。
こんな可愛いお猪口で、、
くいくいっと(^^)
こんなお猪口なら、熱燗もより美味しくなろうというもの。
これから、寒~い冬がやってくる。お鍋を前にきゅ~っとね
、、、って、まだまだ禁酒中の身でした。はい(;;)
でね、こういう夫婦モノってよく思うんですけど。
ちょっと、夫婦で差がありすぎじゃない??
そりゃ、どっしり夫と控えめ妻って感じで、ちんまりしたサイズは
可愛いっちゃ可愛いんだけどさ。
でも飲む量に夫も妻もないじゃない?(ないよね?)
、、ワタシのほうが飲む量多いときも、、たまにはあるのに。
お茶碗だって、ホラね。
妻だって、夫とおんなじくらい食べたいのよ。
ねぇ?
雨にとじこめられる [ひびのこと]
関東は雨が続いてますね。
秋の雨は、梅雨のようにじめじめはしていないけど
寒くて、気持ちまで沈み込む感じがします。
外に出ることも出来なくて
家ごと雨に包まれちゃったみたいな、ヘンな感じ。
しとしと、しとしと、、
姫がお昼寝している今、部屋の中には雨の音だけが聞こえる。
こんなとき、不思議と昔の記憶がよみがえることが多い。
旅先で出会った景色の色とか、どんなふうに感じたか、とか。
あのとき車で聴いた曲。
別に戻りたい、、って訳じゃなくって、今も充分幸せだし。
でも、なんだか今が切なくなっちゃうような。
いつかは晴れるんだけど、
この気持ちも雨も、ずっと続くような。
ちょっと、外に出てみました。
葉っぱも冷たそう。花にも雨つぶが次から次へと雫を作っては落ちて。
顔にあたる雨は、やっぱり冷たかった。
こんな、閉じ込められたような日も、ひとには必要なのかもね。
鳥さんがいっぱい [ものたち]
前々から使ってみたいな~と思っていた、茶漉し付きのマグ。
先日、キンジーさんのお茶バトンの記事を見て、ますます欲しくなったもの。
でも、なかなか可愛いのがないんだよな~、、って思ってたらタイミングよく
駅近くに新しく出来た雑貨屋さんで、可愛いのを見つけちゃった~(^^)
これ、フタね。
そして鳥さんがいっぱい(^^)
ここにもここにも。
昼間お茶を飲むときはひとりぶんだし、
紅茶とかハーブティーとか、飲みたいけどティーポットまで用意すんのは
面倒だな~ってとき、このマグはとっても便利。
今日は紅茶を淹れましょう♪
茶葉が小さいから、お茶パックを入れて、、。
こぽこぽ
フタをして、数秒むらして、、
美味しいアールグレイが入りました♪
今日はビスケットと一緒にね(^^)
お茶好きでおやつ好きな忙しママの、お茶アイテム増えちゃったのだ。
わ~い
豆大福で見栄を張る [たべる]
商店街の入り口に、ちいさな和菓子屋さんがあります。
季節ごとに内容が変わるので、前を通るたびに
「ああ、もうイチゴ大福が出たな、春だな」とか
「柏もちか~、もうすぐ子供の日だね」なんて
季節を感じたりして、時にはそんな和菓子を買って帰るのです。
今は、豆大福が美味しい♪
ここの豆大福は、豆もしっかり味があり、おもちも弾力があって
中身のあんこも甘すぎず、、とにかく美味しい。
でもね。
私が食べたいのはひとつ。
旦那は豆大福がきらい。
なのに、、
ででーん
なぜ包みの中にはふたつある?
豆大福、ひとつ110円なんですよ。
和菓子って、ケーキなんかと違ってとっても安い。
これにダンゴを追加したって、200円だったりする。
「豆大福ひとつください」
って言って、ひとつの大福を包んでもらえばいいだけの話なんだけど、、
たった1個。
たった110円の買い物が、どうしても出来ない。
「一人暮らしの女の子が、一人身だと思われるのが嫌でふたつの弁当を買う」
みたいのとはちょっと違いますが。
豆大福で、見栄張ってどうすんだ??
ちょっと遅めの夕刻おやつタイム。
あ~あ、また今日もやっちゃった。
どうしよう、明日になったら大福固くなっちゃうな。
そして。
ふたつめでーす♪
結局食べちゃうんだよね、これが。
ああこの「豆大福で見栄を張る」バカな癖をなおさなければ
豆大福の時期が終わる(終わる??)頃には私の体が大福に。
ひえ~