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おいしい朝 (福井) [たびのこと]

 

金曜夜から月曜まで、実家の母の故郷である福井県へ母と兄、そして私たち家族3人で
行ってきました。昨年亡くなった祖母の法事と、92歳になる祖父に姫を見てもらうために。

母の実家は福井県の今庄町というところ、まわりをぐるりと山に囲まれた、まるで昔話に
出てくるようなところです。駅まで歩いて1時間。スーパーどころかコンビニもないようなところで、
夜になれば真っ暗な中、山が迫ってくるような暗さと静けさ。

私の父と母は福井で生まれ育ち、東京に出てきて結婚しました。
父と母のそのまた両親も福井県で生まれ、そしてそのまた両親も福井。
だからなのか、私は生まれたのも育ったのも福井ではないけれど、ここへ来ると何故か
ホっとします。


着いた日は大雨。でも翌朝は快晴! 
雨上がりの土の匂い! 緑の匂い! 見るもの全てがクリアで、美味しい空気は
肺にすーっと入ってくる。



これこれ。
この匂い。この感じなんだよなぁ。




雨上がりの朝を、旦那と姫と3人で散歩しました。

柿の木がたくさん。今年は柿が渋いのばかりなんだって。
どこの家でも柿をもがずにそのままで、木にはたくさんの柿の実がぶらさがっていました。
 

母は実家に戻るとまるで少女に戻ってしまい、知り合いの家の柿をもいできては
歩きながらかじったり、道ばたの花を摘んだりしていました。
そんな母を見るのも、なんだか嬉しかった(^^)



朝もやの中、祖父の家の周りをぶらぶら。
 


家々の周りを流れる水路には、澄んだきれいな水。
 
小さい頃、この水路で祖母が野菜を洗うのをよく見たっけな。
藁葺き屋根の家は建て替えられてほとんどなくなったし、切り開かれた山もいくつか
あるけれど、この水路の水の透明さは、昔とおんなじだった。

稲刈りもとっくに終わった田んぼ。野菜もそこらじゅうに。
 

秋の花も、なんだか素朴。
 
 



散歩から戻ってもまだ8時?
いつもの倍くらい、時間がゆっくりと流れていく。
なんだか、得した気分(^^)



おっ。

   
祖父の家の勝手口に、とれたての白菜!
お味噌汁かな? お漬物かな~



さー、







 

朝の空気はお腹いっぱいに吸ったけど、胃袋からは腹ペコを告げる合図。
新鮮な野菜のお漬物。具沢山のお味噌汁。そして何といっても、、新米~♪

「何もないけど、ご飯だけはたくさんあるでぇ、たんと食べな」

っておばちゃん。

肉や魚がなくってもご飯をもりもり食べて
ジュースの代わりにお水とお茶をたっぷり飲んで
おじいちゃん、おじさん、おばさん達とたくさん笑って


体もこころも浄化された3日間でした(^^)





わたしを待っているお酒(泡盛) [たびのこと]

お酒、好きです。
といってもあまり強いほうではないので、ぐびぐび派ではなく、
話をしながら、テレビを見ながら、音楽を聴きながらゆっくり楽しむ派。

うちの保存食置き場に、私を待ってくれているお酒たちが何本かあります。
日にちが経ってもその風味を落とすことなく、逆にどんどん旨みを増して
私が栓を抜くのを待ちわびているお酒たち。

その中の1本が、これ。

 
泡盛「古酒 萬座」

去年沖縄に旅したとき、ふと立ち寄ったお店で買った泡盛。

これが、、、とびっきり美味しい。

泡盛というと、度数が高く、キツイお酒というイメージがあるけれど、
10年寝かせたこの泡盛は、芋焼酎にも似た甘みと香りで口当たりもまろやか。
ロックでちびちびやってると、いつの間にか飲みすぎちゃう。

現地で飲み、お土産にも数本買って帰って飲み、そして残った最後の1本。
栓を開ける前に、姫がお腹にいることがわかった。

そして1年数ヶ月。授乳中の母はまだ禁酒。


沖縄では、こんなものも買いました。
 

ジンベイザメやエイが手描きされたマルチカップ。
この色合いとぷっくりボディ。お茶より何より泡盛や焼酎に似合うでしょ?

 
注:中身はお水ですよ、モチロン。



あーー、もう少し。
もう少し待っててね。



 


夕暮れ時にちびちび。
夜更けにちびちび。
私が栓を抜くその日まで。





うちの南部鉄器(盛岡) [たびのこと]

最初は「少し鉄分とんなきゃなー」って軽い気持ちから使いはじめた
鉄の急須。ところがこの鉄が、なんだかどっしりして昔からそこに
あったような存在感でなんともいえない安心感。

自分で旅して買ったりお土産で買ってきてもらったり。
こうして盛岡の南部鉄器が少しずつわが家に集まってきました。

まず、一番のお気に入り

「鉄瓶」
     

去年、盛岡に一人旅して「釜定」さんで買いました。
かなりの人気で注文してから待つこと3ヶ月。届いたときにはもう
嬉しくて嬉しくて。

でもね、使ってみると「重いの」「サビるの」「場所とるの」。
ウチの旦那なんか、せっかく買ったのに500円のケトルを使ってばかり。

          ←500円ケトル

しかし、、扱いにくいヤツ程可愛いじゃないか。じっと見てると顔に見えて
きたりして。鉄瓶の口が「使って~」と言ってるようにも見える。
まだ使いはじめて1年足らず。これから大事に育てて、美味しいお茶を
飲ませてもらおうじゃないか!

ってことで、さらば500円ケトル。何を言われようがこの鉄器を使って
もらうのだ。よし、決めた。

                  「あぁぁ~」


そして、この夏も大活躍。

「風鈴」-盛岡みやげ
     ちり~ん

鉄の風鈴って、ほんとに「すずしい~」って音がするんだよね。
ガラスの風鈴も好きだけど、音でいったら鉄にはかなわない。


続いて

「香炉」
      ゆらゆら

  今日はさくらのにおいのお香 

盛岡の「手作り村」で買いました。なかなか味があるでしょ~(^^)
これがね、ふたを開けてみると、、 
      

わかります?中がつるつる。
こうやって、使い込むほどつやが出て味が出てくるの。

朝一番とか夕暮れ時。
お気に入りのお香を時々たきます。
お香のけむりだけがゆらゆら。時間が止まるよう。


最後は。私を鉄好きに導いた

「鉄の急須」-盛岡みやげ
     

この急須、ぶんぶく茶釜みたいでしょ(^^)
煎茶にだんご。これにはこの急須がよく似合うのです。

盛岡は初めて行ったけど、街の雰囲気がとても好きでした。
古きよきものが、大事に大事に残されている。
冷麺もじゃじゃ麺も小岩井のソフトクリームも、美味しかったなぁ、、(結局それかい)

さて、今日は鉄瓶でお湯を沸かし、鉄の急須を使ってお茶を淹れ、お香をたいて
風鈴の音をききながら。

おやつは、和菓子にしよっかな~。


バリバリコーヒー(バリ) [たびのこと]

今朝久しぶりにゆっくりコーヒー飲みました。
大好きなバリコーヒー。ああバリ・・・懐かしいな~。

もう5年も前になるけど、バリに旅行したときにお土産で買って以来の
バリコーヒー好き。

     

このコーヒーを飲んで以来、美味しいコーヒーといえば迷わず

「バリコーヒー」

と答えるようになりました。
でも、日本で挽き売りしているのって、現地で買ったやつとは香りが
全然違うんだよね。だから友達がバリへ行くというと、コーヒーをしこたま
買ってきてもらってます。

お勧めは、ライオンマークの「Singa」 

でも、日本で売ってるとこってなかなかなくて。
伊豆と那須にある「ウブド伊豆(那須)」っていうバリ小物のお店で
見つけたときは、嬉しくて大量に買っちゃいました。
ただ日本だと高いんだよねー。確か1袋500円前後。現地だと100円も
しなかったような記憶が。むこうって物価めちゃめちゃ安いし。

バリコーヒーってね、小麦粉みたいにきめこまやか。

現地ではお湯にそのまま溶かしてその上澄みを
飲むらしいんだけど、私は普通にフィルター使って飲んでます。
                               

今朝は、パンと一緒に、、、

 パンこげた。

関係ないけど、このマグカップの絵柄気に入ってます。私用には「パンツ編」旦那用には「髪型編」





バリへは一度しか行ったことないけど、まだ独身で両親と一緒に
行きました。もう大人なのに両親と一緒、、なんてその時はどうかなぁ
と思ったけど、父亡き今、本当に良い思い出。

バリコーヒー飲むと、ふと思い出すのです(^^)




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